歪みを吸い上げるこの瞬間に僕は思うのだ 自分がシロウサギであること あなたがアリスであること あなたが亜莉子であること 自分が雪乃であること なにもかも 忘れて 歪んでしまえたなら 狂ってしまえたなら それは僕にとって本当の 幸せになるのかもしれない いずれ僕が歪む日はやってくるのだけれど      砂の堕ちる音が聴こえる <<僕は僕で在り続けることを願うよりも、あなたの幸せを願いましょう>>
  ++++++++++++ いつの間にか、文章が砂時計の形になってました。 でも、ちょっといびつかな?