51-60
ただ、愛していたんだ
空回りだね僕たちは
それは死んでからのお楽しみ
さん、にい、いち。
今日が私を置き去りにした
どうして中々空は飛べなくて
蝉のように啼き続けて
名も無き星に願いを
惜しいけど痛み分け
ああ、覚えているとも

61-70
地に埋もれてしまえ
恋愛狂想曲
やわらかに雨にとけて
甘く咬みついて
鏡の向こうのアナタは誰ですか
夢にまで見た悪夢を
想いは正しく伝わらない
太陽が昇りきる前に
雨降りパラソル桃色で
覚悟しとかないと、足元すくわれますよ

71-80
消えゆく空は呼吸を止めた
貴方が死んでも私は生きる
取るに足りないこの世界
もう駄目だと思った
無責任な人だね君は
零れたインクは誰の所為
猫の月光浴
マスカレード（仮面舞踏会）
エンドループして(End loop/スクリプト用語）
輪郭残して姿を消して

81-90
答えなんて無いんだよ
さよならを言う時間がない
詐欺師の微笑み
最後のさよならを君に
ねえ、嘘だと言って
縫い囚われた影は
意味など無意味だ
見つめる先に何が見える
循環思想
制裁という罰を我に与えよ

91-100
夜に呑まれる最後まで
耳が痛くなるほど静かな世界
ささやかな別れを告げて
約束をしよう、小さな誓いを
逆さま時計 針よ前へ進め
滴るほどの甘い嘘を
どうやって泣くのだったか
気だるげに髪を掻きあげて
朽ちゆく華の薫りに酔いしれる
ひとつたりないよ、ピースが